恋愛年齢。
「よしっ!更に磨きをかけるぞ〜っ!ありがとう、美香!」
テンションが上がって、気合いを入れて作ってきたお弁当を完食した。
いつか…英二君に食べて貰いたいな。
お昼を食べ終わって、社内に戻った。
「…あ…。」
廊下を美香と二人で歩いていたら、向かいからやって来る二人の男性社員。
その内の一人を見て、上がっていたテンションが一気に下がる。
相手も私に気付いて…でも一瞬で目を逸らして、何でもないように隣に居る男性社員と話を続けた。
「もうすぐ産まれるんだよな?二人目!今度は女の子なんだって?」