恋愛年齢。


「そうなんだよ〜!俺、女の子が欲しかったからホント楽しみでさ!いつ産まれるのかって、毎日ソワソワしてて。」



「お前、デレデレになりそうだな〜!」



そんな風な会話が聞こえてきて…すれ違った。


そっか…もう、二人目が産まれるんだ…。


嫌だな…滅多に顔合わせなかったのに。



「鈴!あんなやつのこと、もう気にしないの!今は英二君っていう、若くてカッコイイ男の子に恋してるんだから!」



「そ…そうだよね!あいつ、幸せ太りしてオッサン丸出しだし…絶対、見返してやるんだから!」



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