恋愛初挑戦!!-幼なじみに恋をして‐
★美男美女、潤の登場☆
*幸樹(こうき)目線*

俺ら4人で教室に入るとガヤガヤしていた奴らが、チラッとこっちを見て目を丸くし、よりいっそうガヤガヤ話し始めた。男達はみんなアミとユイに釘付で女達は俺と渉に釘付けだ。

「ねぇねぇ~あの人たちめっちゃかっこ良くない!?ヤバいんだけどーw彼氏にしたぁ~い❤」
俺らをみて言う女子たち。別にあんなのに興味なんかこれぽっちもねぇしー。

「なぁ、あの子めっちゃ可愛くね!?名札には~えっと~伊藤さんだって!!」

アミのことか。じろじろ見てんじゃねーよ。

「だよな!!学年で一番じゃね!?つか隣にいる田中さん?もキレイじゃね!?」

田中?あぁユイのことか。ユイはアミと違うタイプで目立つかんなぁ~w

なんつーか、アミは可愛い系でユイはキレイ系っつーの?俺は断然アミの方が可愛いと思うけどなwまぁ惚れた女は特別可愛く見えんだよなー///

「ねぇ!こうきっ!!ユイも渉ももう席行っちゃったよ?座んないの?」
アミが、俺の腕を引っ張りながら言った。

「あぁ。わりぃーわりぃー!…っつか俺の席どこだ?」

アミの近くがいいんだけど。w
そう思ってたら

「…幸樹、廊下側の一番前だよっ!w」
アミが黒板に貼ってある、席順の書いてある紙を見ながら言った。

…まじかよ。一番前とかありえねーっ!!

ってかそれよりも気になんのは…っ
「お前の席はどこなんだよ?」
一番気になってた事をアミに聞いてみた。

「あたしはぁ~えっとー……え?」
…え?ってなにがだ?
「どーした?」
俺が聞くと
「あ、あたし幸樹の後ろなんだけど…あたしの隣の人ってさぁ…」

まじか!?俺の後ろ!?神様大好きだっっ!!!
幸せな気分だったのはその時だけだった。次の名前を聞いた瞬間俺はフリーズした。

「あたしの隣の人ってさぁ…広瀬潤って書いてあるんだけど…。潤ってあの潤君だよねー…?」

「は…っ?潤!?」
俺もアミもかなり動揺していた。

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