冬うらら~猫と起爆スイッチ~
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怒鳴った後、興奮したせいで肩が上下する。
そんな状態のまま、メイを見た。
カップを持ったまま、止まっている。
考え込んでいるのだろうか。このカップを使うということについて。
別に!
気にすることなどないのだ。
ハルコの言う通り、カップは新品同様なのだから。
大体、おめーが余計なことを言うから!
カイトは、ハルコをギンと睨んだ。
あら、という風に眉を上げて反応されるだけだ。
「気になるようだったら、あなた用にマグカップをプレゼントしましょうか?」
固まったままのメイへのフォローのつもりか。
ハルコは、そんな風に言った。
ケーキだけじゃ飽きたらず。
カイトの中の嫉妬心が、ばっと襲いかかった。
動いたのは同時。
「そんな!」
「すんな!」
どっちが誰の発言かは、一目瞭然だった。
怒鳴った後、興奮したせいで肩が上下する。
そんな状態のまま、メイを見た。
カップを持ったまま、止まっている。
考え込んでいるのだろうか。このカップを使うということについて。
別に!
気にすることなどないのだ。
ハルコの言う通り、カップは新品同様なのだから。
大体、おめーが余計なことを言うから!
カイトは、ハルコをギンと睨んだ。
あら、という風に眉を上げて反応されるだけだ。
「気になるようだったら、あなた用にマグカップをプレゼントしましょうか?」
固まったままのメイへのフォローのつもりか。
ハルコは、そんな風に言った。
ケーキだけじゃ飽きたらず。
カイトの中の嫉妬心が、ばっと襲いかかった。
動いたのは同時。
「そんな!」
「すんな!」
どっちが誰の発言かは、一目瞭然だった。