冬うらら~猫と起爆スイッチ~
12/18 Sat.
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待っているなんて思わなかった。
前日は、ドアを開けたらメイはいなかった。
だから、カイトはまた帰って来られたのである。
なのに、待っていた。
あんな真夜中に、カイトの帰りをずっと待っていたのだ。
見つけた瞬間、身体が硬直した。
何の心の準備も出来ていなかったのである。
しかし、意識がはっきりと彼女を認識していくにつれ、胸から溢れ上がってくる痛みと熱が顔を歪ませた。
そして、逃げた。
待っているなんて思わなかった。
前日は、ドアを開けたらメイはいなかった。
だから、カイトはまた帰って来られたのである。
なのに、待っていた。
あんな真夜中に、カイトの帰りをずっと待っていたのだ。
見つけた瞬間、身体が硬直した。
何の心の準備も出来ていなかったのである。
しかし、意識がはっきりと彼女を認識していくにつれ、胸から溢れ上がってくる痛みと熱が顔を歪ませた。
そして、逃げた。