冬うらら~猫と起爆スイッチ~
◎
以上って…。
ハルコは、ケイタイの受話口を一瞬見てしまった。
そこに、シュウが住んでいるワケではないのだが。
「分かったわ、忙しいところありがとう」
本当に、これ以上シュウと話す必要がないことが分かる。
彼は、実際に目撃したこと以外は知らないのだ。
ケイタイを切る。
メイが出て行った。
それだけは間違いがない。
一体何故。
ため息が出る。
しかし、少し落ち着かなければ、自分でも上手な推測ができそうになかった。
こんな缶だらけの部屋で落ち着けるハズがない。
ハルコは頭を抱えながら、階段を降りた。
こんなことになるなんて――
以上って…。
ハルコは、ケイタイの受話口を一瞬見てしまった。
そこに、シュウが住んでいるワケではないのだが。
「分かったわ、忙しいところありがとう」
本当に、これ以上シュウと話す必要がないことが分かる。
彼は、実際に目撃したこと以外は知らないのだ。
ケイタイを切る。
メイが出て行った。
それだけは間違いがない。
一体何故。
ため息が出る。
しかし、少し落ち着かなければ、自分でも上手な推測ができそうになかった。
こんな缶だらけの部屋で落ち着けるハズがない。
ハルコは頭を抱えながら、階段を降りた。
こんなことになるなんて――