神様、お願い~Eternal Love~
「…にしても鳥海は今日も人気あんな」
「…うん。カッコいいからね」
「何で鳥海のこと好きになったんだよ」
「テニスの練習してる時のキラキラした横顔にドキッとなって…一目惚れかな」
「ふぅん」
しばらく私達は鳥海君を見つめていた。
「あ、もうこんな時間か…」
「チャイムなるね」
「教室戻ろうぜ」
「うん」
私は誠と教室に戻った。
この学校は私立ということもあるからかクラスが多い。私は何故か毎回、誠と一緒のクラス。だけど鳥海君とは1度も一緒になったことない。
そんな私が鳥海君と話したら、もうそれは奇跡としか言いようがない。