神様、お願い~Eternal Love~
「じゃあ…何で目を合わせてくれない?」
「そ…それは」
“アナタの目を見ていると悲しくなる”
“アナタの目を見ていると、もっと好きになる”
なんて言えない。
「何で…?答えろよ…」
「キャッ…!」
突然、腕を引っ張られて鳥海君と向かい合うようにされる。
「俺の目を見て…?」
ゆっくりと伏せていた目を、あげて鳥海君と目を合わせる。
怖いくらい真剣な強い瞳に私の片目から涙が一筋、頬を伝った。