監禁生活。
もう。
あたしの頭ん中は、さらに意味不明。
だけど、ね。
あたしは、見つけてしまったの。
どうしたらいいのか悩んで、何度もキョロキョロ辺りを見回してるうちに
この状況が飲み込めてないのか、
あたしと同様、この謎の部屋で怪訝そうな顔をしている人を……。
そして。
その人は、意外にも意外。
手を振ってくれてる美女たちに、一ミリも笑顔を見せてはくれない
くりゅーって言う、
彼だったんだ―…
*