イケメン悪魔に恋をした
翔の優しさ
―――――『おじゃまします』
結局、私は翔の家に来てしまった…。
いや…
無理やり連れてこられた、か。
「オレンジでいい?」
『ふふっ♪いいよ?』
「…あー、いつもオレンジだから笑ったんだろ?」
『まあね!』
それにしてもー………。
『ねぇ、親とかは?今日もいないの?』
「まあね。てか、親のいない日を狙ってるからね」
まだ、翔の親を見た事がない。
ホントなら、付き合ってるってゆう報告とか…
したかったんだけどなー…。
「じゃ、俺の部屋行く?」
『うん』
3回目の翔の家は、どこになんの部屋があるのか大体分かる。