イケメン悪魔に恋をした
side 翔
小春にやたらと絡んでくるあの男!
一体なんなんだよ!
俺と小春の仲を引き裂こうとするし、小春に手出すし。
この前も、無理やり小春をどっかに連れて行こうとしてた。
もし、そん時俺が見つけなかったら…
そう考えると恐ろしかった。
朝、これから俺は小春の家に行くつもり。
いきなり行って驚かせてやろう!
そんな遊び心が生まれて。
案の定、小春はスゲー驚いてた(笑
でも、小春は特に何も言ってこなかった。
なんだ、失敗かよ。
とか思ってたら、俺はまさかの不意打ちをくらった。
『ありがとー、翔!』
思いっきりの笑顔は、とても可愛らし物で…。
「…っ///」
顔が赤くなるのが分かった。