イケメン悪魔に恋をした


「んー…小春」
「え…?」

翔が何を言いたいのか、待ったく分からない。

「だから、俺は“相川 小春”が好きなわけ」
「………」
「小春の全部が好き。“相川 小春”って人の、全部が好き」


魔法みたいだった…。
今まで考えてた事の全部が翔に消されていく。

「じゃ、逆に小春は俺のどこが好き?」


私は…

口が悪い翔も、
強引な翔も、
意地悪な翔も、
笑った翔も―――――――――。


「全部…」
「同じじゃん」

そうゆう事なの?
ダメな部分も入れて、私が好きなの?
< 119 / 123 >

この作品をシェア

pagetop