イケメン悪魔に恋をした
ドッキドキのお泊り?!
なんだか翔君はすっごく機嫌がいいみたい。
私はすーっごく機嫌わるいけど!
「小春ちゃん、インスタントでもいい?」
『………。』
この家にはインスタントしかないわけ…?
作ろうよ!
なんか作ればいいのに!
『インスタントしかないの?』
「うん!」
『私、御飯作るよ…』
そうだよね、家にお泊まりさせてもらてるんだから、御飯くらい…。
まぁ、泊るって言ったの私じゃないけど。
そう思いながらも私はキッチンに行った。
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「うっわ!うまそー」
翔君はテーブルに並んだご飯を見て喜んでいる。
『食べて?』
おずおずと言うと、
「いっただっきまーす!」
って、3日間御飯を食べてなかった人みたいな挨拶。
2人は黙々と御飯を食べた。
「うまっ!」
『よかったぁ♪』
なんかなごんじゃってる私…。