イケメン悪魔に恋をした
御飯を食べ終わってから約1時間たった今。
私は翔君とテレビを見ている。
「じゃあ俺、風呂入ってくるから」
『う、うん…』
スタスタとお風呂場に行ってしまった翔君。
仕方ないから私はテレビを見てボーッとしていた。
しばらくすると、ガチャって音がして
「ただいま~」
と、翔君が出てきた。
『おかえ…』
「?」
うわ――――――!!
翔君、服着ようよ!
翔君は上半身裸の状態で、バスタオルで髪をふいている。
『しょ、翔君!ふ、ふふ服!!』
「んー?…あぁ、ごめん」
私は思いっきり翔君から目をそらした。
「小春ちゃんも入ってくれば?」
そんなこと言われても…
『着替えとかないし…。』
「あ、そっかー…」
んー…
と悩む翔君。
どうしよう…
と焦る私。