イケメン悪魔に恋をした
side 翔
情けないだろ…
俺が自分から小春誘ったのに…
「みっともねー…」
小声で言ったから多分、小春には聞こえてないだろう。
俺は自分の中では勝手に“小春”って呼んでる。
まぁ、俺の中で呼んでるだけだから文句ねぇだろう…
なんだかんだで、小春を家に入れてしまった。
しかも、俺の態度の変わりようには驚いてたな。
…絶対。
いちいち小春の行動が気になって仕方ないのは、なんでだ?
てか、思ってより可愛くね?
…って、俺さっきから何考えてんだよ!
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夜、小春と一緒にいられるのはいいんだけどさー…
「ヤバい…。今日寝れねぇよ…」
今日は眠れそうにないし。
俺は、眠っている小春をみて、静かに呟いた。
「案外、可愛いんだよなー。コイツ」