イケメン悪魔に恋をした


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「あはは!小春ってば何考えてたの?」

今はお昼。
私は遥と一緒に売店に来ていた。

『ちょっとね…』

苦笑いでごまかしてみた。


「ねぇねぇ!」
と、いきなり声をかけられたけど…

一体どっちに声をかけているんですか?
遥?それとも私?

ごめんなさい、ふざけました。
私であるはずがございません。

「『はい?』」

どっちに声をかけられたのか分からない私達は、同時に返事をした。

「あの~、相川小春ちゃん?」

わ、わゎ私?!
ちょっと待って、心臓に悪いよ。

『そうですけど…』
「うわー!やっぱり?」
『はい…』
「小春ちゃん可愛いよね♪」
「おい、びっくりさせてるぞ」

ここで男の友達?らしき人が会話の中に…
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