それでも朝はやって来る
息を吸う隙さえ与えてくれない荒々しいキス。
上顎の内側を擦るような舌の動きに、思わず声が漏れた。
「…ッんぁ……!!」
足の力が抜けて、そのまま座り込んでしまった。
「今日はこれくらいで勘弁してやるよ。まだタイムリミットまで1ヵ月もあるからな」
頭をポンと撫でられた。
タイムリミットってなんのこと?
1ヵ月もこの人たちここにいる気なの?
「暇だったから、夕飯つくってやったぜ。着替えたら降りてこいよ、腹減ったろ?」
鳥の巣みたいな髪の毛をワシャワシャされた。
去り際に、悠里がニヤリと笑ってこう言った。
「おまえ、結構イイ声で啼くんだな」
カァーッと顔から火が出るくらい紅くなったのがわかった。
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上顎の内側を擦るような舌の動きに、思わず声が漏れた。
「…ッんぁ……!!」
足の力が抜けて、そのまま座り込んでしまった。
「今日はこれくらいで勘弁してやるよ。まだタイムリミットまで1ヵ月もあるからな」
頭をポンと撫でられた。
タイムリミットってなんのこと?
1ヵ月もこの人たちここにいる気なの?
「暇だったから、夕飯つくってやったぜ。着替えたら降りてこいよ、腹減ったろ?」
鳥の巣みたいな髪の毛をワシャワシャされた。
去り際に、悠里がニヤリと笑ってこう言った。
「おまえ、結構イイ声で啼くんだな」
カァーッと顔から火が出るくらい紅くなったのがわかった。
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