Sweet love from cake
次の日。
前日、途中で投げ出された仕込みを一人でやったので私はすっかり寝不足。九時には寝ないとダメな体質なのに……。
茅ケ崎さんって行動派なのはいいと思うけど、一つのことしか見えないんだもん。絶対彼氏にはしたくないタイプだよ。
「ゆきの、お疲れ?」
ぐったりする私を見て、楓が心配そうに尋ねてくる。
「ちょっとね……でも、大丈夫。一時間目始まるまでには回復すると思うし」
「あんまり無理しちゃダメだよ」
そんな話をしていると、花梨が登校して来た。
いつもハイテンションな花梨だけど、今日はなんかやけに大人しい。どうしたのかな……。
「おっす、花梨。どうかした?」
楓がそう言うと、花梨は満面の笑みを浮かべてこう言った。
「運命のあの人に、会えたんだぁ……」
私と楓が同時に、はぁ?と言ったのは言うまでもないだろう。
前日、途中で投げ出された仕込みを一人でやったので私はすっかり寝不足。九時には寝ないとダメな体質なのに……。
茅ケ崎さんって行動派なのはいいと思うけど、一つのことしか見えないんだもん。絶対彼氏にはしたくないタイプだよ。
「ゆきの、お疲れ?」
ぐったりする私を見て、楓が心配そうに尋ねてくる。
「ちょっとね……でも、大丈夫。一時間目始まるまでには回復すると思うし」
「あんまり無理しちゃダメだよ」
そんな話をしていると、花梨が登校して来た。
いつもハイテンションな花梨だけど、今日はなんかやけに大人しい。どうしたのかな……。
「おっす、花梨。どうかした?」
楓がそう言うと、花梨は満面の笑みを浮かべてこう言った。
「運命のあの人に、会えたんだぁ……」
私と楓が同時に、はぁ?と言ったのは言うまでもないだろう。