穢れ亡きカケラ
すると、暁は微笑し、リク、春歌と、2人の名前も当てた。
「……細かい事は気にするな」
「いや、細かくねーだろ!!」
「餓鬼は知らなくて良いんだ」
「お前、馬鹿にしてんだろ!?」
「だって、お前。3人中で、一番背ェ低いだろ」
「んなッ……!!」
この野郎……俺の気にしている事をさらりと言いやがって!
「確かに……」
「春歌ぁ……っつーか、何で背が低いからって餓鬼なんだよ!!意味わかんねぇ!」
「そういう所が餓鬼なんだよ」
暁は、鼻で笑いながら言い放った。