穢れ亡きカケラ
「そうだ……何もかもお前のせいなんだよ。お・ま・え・の・な」
「あははーご機嫌損ねちゃったな(笑)」(あー、御免ね?)
「陸斗、本音と建前が逆」
横から話に加わったのは、春歌だった。
「ほら」
「ん?」
「……」
「陸斗が逆に言っちゃったから、黒いオーラが丸見えじゃない」
「あはー不味い、不味いwでもさ、春歌。賢吾、もっと前からあんなオーラ出してたよプフッ」
「……なら此方も言わせてもらうけど、ハッキリ言ってあんた、危機感感じる所か、笑い声を入れるという、絶対的に言い逃れが出来ない事したよね。どうする訳?此方にも被害が及ぶ様であれば、遠慮無く此方もそれなりの対応するけど?」