クズカノ


「あ!えーと!そうだ!!」


「何よ急に…びっくりした……」


「あのさ、使った靴下とか僕が貰いたいなー…なんて……はは……」


彼女はあからさまに怪しげな視線を向けてきた。


「何に使うの…?」


(くっ……これはもう逃げ場はない…!)


こうなったら僕も紳士の仮面をかぶろう!

堂々と名乗ろうではないかっ!
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