クズカノ


「いい匂い…だったの?」


「うん……もっと大好きになっちゃった……かも…」


「私のこと?それとも靴下…」


「そんなのもちろん…」




靴下さ!




などと言う勇気はなかったので、僕は彼女だという意味を込めてキスをした。
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