クズカノ


「で、何か用かい端月少年?」


「涼青年、美少女を目の前にそれはあんまりじゃないか」


「残念ながら美少女はいないようだけれど」

「私にはわかるよ、その目はもう野獣と化してる!目の前の美少女こと私に向けて!きゃー!!」


意味不明なハイテンションで盛り上がる端月さん。

ちらちらと僕の顔を見ていたようだが、僕は目を背けた。
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