クズカノ

僕らはそのままゴミ置き場の中で、無理矢理に愛の無い身体の重ね合いを強要させられた。

僕らが動く度に奴等はげらげらと笑った。

僕が少しでも気持ち良さそうな表情をすると、キモいと何度も奴等に顔を蹴られた。


それを見てまた奴等は笑うのだ。


下品な声、嫌いな声で。

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