クズカノ


「でも、私の身体は…汚い……し…!変な…におい…っだし!!」


彼女は苦しんでいた。

何か分からないけど、自分の身体がすごく嫌いなようだった。



(そんなことない…)



想いはすぐに、声になる。



僕はにっこり笑ってみせた。


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