クズカノ
僕らはゴミ置き場から少し離れた公園まで一緒に歩き、そこで一旦別れた。
ある約束をして。
僕はひどい臭いがする制服を鞄の中に無理矢理詰め込み、家に入った。
「ただいま」
「ああ、お帰りなさい」
「叔母さん、先にお風呂入りますね」
「はいはい、もう沸いているからゆっくり入ってね涼ちゃん」
「ありがとうございます…」
僕は足早に階段を登り、二階にある自室に荷物を置いて浴室に向かった。
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