恋手紙 ラブレター〜最後の想い〜
「海、行きたくね?」


「季節外…れだよ?」


「いいの。いいの」


そう言って一樹は私の車イスを押しながら言う


私はもう車イス無しでは歩くこともできなくなり、喋る事もゆっくりでないと不可能になっていた


こんな私と一緒にいてくれていることはとても感謝している

いつもいろんな所に連れて行ってくれるし


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