君を探して
その日の夜、陽人の家でみんなですき焼きを食べた後、自分の部屋に戻ると、携帯の着信ランプが忙しく点滅していた。
メール新着 3件
なぜか私はドキドキしながら受信フォルダを開いた。
1通目は、チョコだった。
<深月、もう変なメールは来てない? 相手にしちゃだめだよ!>
まったく、心配性なんだから。
私はすぐに返事を返した。
<ありがとう、メールは来てないから安心して。また明日学校でねー。
追伸、今日は陽人とすき焼き食べたよ!>
すき焼きのことは、きっと、もう陽人から聞いてるよね。
そう思いながら送信ボタンを押す。
2件目は、慎だった。
<来週時間取れたら一緒に帰ろう>
……それくらいのこと、メールじゃなくて直接言ってくれればいいのに。
なんだか慎のことを考えると、気が重い。
メールを返信しようと新規作成画面を開いてはみたものの、なにも言葉が浮かばなくて、ただ「了解」とだけ書いて送った。
はぁ……。
そして最後のメール。
送り主は………“オレ”だ。
キターッ!!
メール新着 3件
なぜか私はドキドキしながら受信フォルダを開いた。
1通目は、チョコだった。
<深月、もう変なメールは来てない? 相手にしちゃだめだよ!>
まったく、心配性なんだから。
私はすぐに返事を返した。
<ありがとう、メールは来てないから安心して。また明日学校でねー。
追伸、今日は陽人とすき焼き食べたよ!>
すき焼きのことは、きっと、もう陽人から聞いてるよね。
そう思いながら送信ボタンを押す。
2件目は、慎だった。
<来週時間取れたら一緒に帰ろう>
……それくらいのこと、メールじゃなくて直接言ってくれればいいのに。
なんだか慎のことを考えると、気が重い。
メールを返信しようと新規作成画面を開いてはみたものの、なにも言葉が浮かばなくて、ただ「了解」とだけ書いて送った。
はぁ……。
そして最後のメール。
送り主は………“オレ”だ。
キターッ!!