君を探して
幼なじみ
その日、家に帰ってご飯を食べ、お風呂から出たときにはもう21時を過ぎていた。
もう少しで『定期便』の時間。
なんだか“オレ”に今日の話を聞いて欲しいような、知られたくないような、複雑な気持ちだった。
“オレ”は、どんな反応をするだろう。
「そんな男、さっさと別れて俺にしとけ」
なんてこと……
……言いそうだけど、絶対言わないだろうな。
“オレ”は、私のことを好きって言ってくれるけど、でも、今の関係以上を求めてこない。
本当に雑談をする相手、っていうだけだ。
だから、“オレ”は本当に私のことを好きなのかな? と思ってしまう。
──って、私は何を考えてるんだ……
もう少しで『定期便』の時間。
なんだか“オレ”に今日の話を聞いて欲しいような、知られたくないような、複雑な気持ちだった。
“オレ”は、どんな反応をするだろう。
「そんな男、さっさと別れて俺にしとけ」
なんてこと……
……言いそうだけど、絶対言わないだろうな。
“オレ”は、私のことを好きって言ってくれるけど、でも、今の関係以上を求めてこない。
本当に雑談をする相手、っていうだけだ。
だから、“オレ”は本当に私のことを好きなのかな? と思ってしまう。
──って、私は何を考えてるんだ……