もう一度…
大切な仲間との出会い
4月、元中の人がほとんど居ないという大きな不安と新たな仲間との出会いに期待し楽しみに思う気持ちを胸に抱いて入学式に向かった千里。

入学式が終わりいよいよクラスに向かう。千里のクラス担任はとても明るい男の先生だった。彼に連れられ教室に入った37人。
初めの授業は自己紹介だった。彼の自己紹介は少し違うやり方だった。
全体に対してではなく、1対1でするお見合い的なものだった。
千里は正直焦ってた。でも、元々明るく活発で人と関わるのが好きなためすんなりと自己紹介できた。
一通り終えたところでホームルームが終わった。
緊張が和らいでいった。
みんなも同じだったようで少しずつガヤガヤし始めた。そんな中、千里はクラスの女子に1つ提案をした。それはあだ名をつけることだった。初めはみんな控えめだったのがいつの間にかどんどん賑やかになり仲良くなっていった。
色んなあだ名が出来た。
初日から沢山の友達が出来た。
それからしばらくして、4月の中旬になりだいぶクラスになれた頃、最初の行事宿泊ガイダンスが行われた。
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