2人の旋律

「あっここ、僕の家」
そういって指差した先にあった家はクリーム色を基調とした可愛い家だった。
「はい。じゃあ待ってますね」
「あがんない?」
「えっ」
いきなり家なんて…
しかもそんな関係じゃ…

「ほら、女の子を1人にさせるのって心配だし。みゆちゃん可愛いから他の男に連れ去られちゃうかもしれないでしょ?」
「いえ、そんな事…」
可愛いとか心配されるたびに心臓が速くなってくのがわかる。
優人先輩はあたしの事どう思ってるのかなぁ………

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