2人の旋律
そんな事を考えていると急にピアノの音が止んだ。
「いつもそこにいるよね?中に入ったら?」
えっ一瞬時が止まったと思った。
どうして知ってるの?
どうしてあたしなんかに話しかけたの?
って沢山?が並んでいたら
「ほら、おいで」
と手を差し伸べられ、その手を握った。
すごく綺麗な指で、柔らかな笑顔にあなたは虜になった。
「あの、どうしてあたしがいるって」
「なんてゆうの?男の勘ってやつ?」
って優しく微笑むから、あたしの顔は自分でも火照ってるのがわかるくらいだから真っ赤だろう。