【短編】守りたい
いつも屈託ない顔で笑うユカリ。



タクの何気ない言葉に傷つき涙を流すユカリ。



相変わらず俺にも話し掛けてくるユカリ。




季節が変わり、



三年へと進級した頃には俺の中はユカリでいっぱいになっていた。



タクの彼女だと分かっているのに





報われないと分かっているのに






それでも俺は






君に恋してしまった。







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