あなたがいたから



  夕陽に照らされ、
  かっこいい顔は更にかっこよく。




  ――ドキドキは増していく。






「んー.......」



  私から少し離れ、でも、それでも距離は近くて。



「あの...、神崎く...?」


  なかなか喋りださない神崎くんに不安を抱く。


「あのさ、イインチョ」

 


  ――あ、委員長に戻ってる。







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