あなたがいたから




「とにかくー、HR終わったら
 下駄箱で待ってろよ?
 待ってなかったら……
 ま、イインチョの賢い頭なら
 分かるよねー」





  にっこり微笑めば、
「戻ろう」
  と付け足して先を歩く少年。





  私は、ドキドキと高鳴る鼓動を感じながら
  彼の後ろをついていって...。




















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