あなたがいたから
『何よあの人...隼人が誘ってんのに』
『何様って感じよね~』
...周りからは妬みの声。
毎日毎日毎日毎日
聞こえる声はそんなんばっか...。
恥ずかしい、って気持ちは
分かんないのかね?
「...気にすんな、琴葉」
「Σ...神崎くん..」
いつも神崎くんは、
私が不安になると頭を撫でてくれる。
――すごく落ち着くんだぁ。
あなたの手は、
魔法の手だね.......。
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