君に溺愛｡【短】

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｢はぁ!?｣


｢え、ちょ…繭ちゃん?
声大きすぎない??｣



――…私の部屋にて。




｢しょーがないでしょ
何考えてんのあいつ!｣



京くんの話になり、
さっきのことを伝えると




｢別れな!!凜をなめんじゃないわよ!｣


ぶちぎれた繭ちゃん。





｢繭ちゃ…どーしたの？｣


どーして急に別れ話？


｢どーしたって…あんたねぇ…｡｣


呆れ顔して携帯をいじりだした繭ちゃん。




｢京くんに怒ってるの?｣


｢当たり前。
凜がいるのに浮気なんて有り得ないっ!｣



｢京くんは浮気なんかしないよ〜…｣

今そうやって説明しなかったっけ？


｢凜…ばか?｣

｢ばかじゃないし!
京くんは浮気とかする人じゃないもん｣

｢………｣

｢遊んでた友達が女の子だっただけでしょ?｣


繭ちゃんは納得いかないという表情｡




｢………そうだとしても
凜は嫌じゃないの?｣