白雪*〜狂愛〜


でも、幸せは長くは続かない。

もうすぐ不幸がやってこようとしていた。




片吹さんがずっと1人でいること。

これこそが、全てはもう始まっていることを、
分かりやすい形で合図されていたものだったというのに。



そんなことも知らない俺は
ただただ、毎日を呑気に過ごしていた。


今思えば
大輔は、いずれああなる事を予知していたんだろうなと思う。



そして、
3日過ぎ…
一週間が過ぎ…
一ヶ月が過ぎ…


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