白雪*〜狂愛〜

すると大輔が、
「紫苑の見舞い行ったら?」


と提案した。
「何をいきなり言い出すんだよ大輔くん?」

俺は明らかに動揺。
「だって心配なんだろ?」

「いや、でもな?」
まぁそれはそうだけどさ、
物には順序があるだろ?
メールもしたことない男にいきなり家に来られたら
誰だって困るのでは…。

大輔は、そんな考えを察したのか、いきなりメールを打ちはじめた。



< 44 / 105 >

この作品をシェア

pagetop