溺愛彼氏と天然乙女
今日から花の女子高生!略してJKだぁい☆
高校入学
(…トントン)
「いおりー。入ってもいいかしら~?」
今日は暖かい良く晴れた春の日。
これはもう、最っー高の入学式日和♪
「入ってもいいよー」
私は今、自分の部屋の鏡の前で真新しい制服着た自分を見ている。
(あっ!ナルシストじゃありませ~ん)
「あら、もう着たの」
「うん!だってもう行くもん。もう時間だから」
気がつくともう7時30分。入学式
だから、ホントは9時に学校着いてればいいんだけどねっ・・・!
でも、ちょっと学校探検って言うか
そういうのやってみたいじゃない♪
「ピンポーン」
高校生活の妄想をしてたらチャイムが鳴った。
「はいは~い」
ママが下に下りて行きインターホンを鳴らした誰かと喋っている。
「あら~柚梨ちゃん。おはよう」
「おはようございます☆」
えっ柚梨もう着たの!早いなぁ。まぁ、バッチリだしそろそろ行こーう。
「柚梨ー今日から高校生だねぇ」
「うん!何があるかなー♪」
「ママ行って来るね!ママ達は後で来てねーバイバーイ」
手を振りながら玄関で見送るママに言った。
「唯織と柚梨ちゃん今日から花の女子高生よ~。頑張ってね」