溺愛彼氏と天然乙女
楽しすぎててそんな声は
もう、遠くで聞こえる。
私は今日から花の女子高生
(何度も言わなくていいわっ)
の天里 唯織(あまざと いおり)
15歳。
そして、隣は同じく花の~(以下略)の
池島 柚梨(いけじま ゆり)15歳。
2人してキャリーカー引いてます!
そして、荷物いっーぱいです!
なんでだと思います?
そう、それは私達の今日から通う高校が全寮制だからっっ!!
し・か・も・・・制服超可愛いし、学校凄く綺麗で広いし!
私が夢見てた私の欲しい条件全部
満たしてるし♪
でも、やっぱこんなに凄くて豪華な学校に入るのは凄ーく苦労したよ?
中1の時の1回目の5教科定期テストなん
て、合計500点満点中118点!
見事な馬鹿です!私・・・
中2では
‘‘このままだと高校に行けないですよ”
なんて事も言われて、その時正直偏差値38ぐらいならいけると思う!!
とか思ったけど、なんの理由もなしに
行くのはなぁ・・・
って思って高校巡りを柚梨と姑乃魅と3人で行ってみて、そこで他の学校と
見た目からして全っ然違った雰囲気てかオーラ?(どっちも同じ様なモンかもww)
に、惹かれて導かれるがままその高校の文化祭に行った。
校門をくぐると思ってた通り、他の高校と全く違ったし、その時自分が行きたい所の条件がすべて揃ってる(ある意味恐ろしい♪)
高校だって思って、必死に勉強をして入った。
毎日毎日中2の後半から受験勉強をした私はそれでもギリギリ入れたその学校・・・
それは、目の前に建っているこれです!
説明してたらあっという間に着いちゃった!
その学校名は・・・
「唯織、あっという間に着いちゃったね華桜学園に」