ちょっとCoolなメイド様!!
コンコンッ
「し、失礼しま「遅ぇ」
……呼ばれてから、ざっと30分
私がノックすると、賢也さんはすぐに私を部屋へ入れた。
私は全速力にバテたため、部屋の中ですぐに片膝をつき、俯いて呼吸を整えはじめる。
賢也さんは、当然ながら不機嫌。
この俺様雇用主をずっと待たせてたのか……
なんか、嫌な予感……。
「す、すみま、せ……っ」
でも、とりあえず謝ろう……。
……でも。賢也さんは私の謝罪なんてお構いなし…
「お前今までなにしてたわけ?こんなに遅れて……」
そう言うと、息の整いきっていない私を無理矢理立たせ。