ちょっとCoolなメイド様!!

「け、賢也さ……「俺は、」


問おうと出した声を、低く落ち着いた声に掻き消され。


「俺は、お前に興味がある」

「はぁ……」

代わりに、なんだか変な主張をされ始めた。


「俺が興味のある理由は」

「お前は俺に媚びを売らず、暴言まで言いやがったからだ」

「興味ないとまで、言われた」

「女にここまで言われたのは、生まれて始めてだ」


……そりゃ、そうでしょうね。


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