ちょっとCoolなメイド様!!

冷めた瞳。

張り付いた笑顔。


自分もよくやる。

だから分かる。



………あれは相当、キテるな。



「……仕方ないな」

私は2つのかばんをさげて

中心に近付こうと足掻く李華の肩を叩いて、


「ん……なぁにゆきな?あとちょっとで、」

「あんた塾でしょ今日」

「………ぁぁあっ!!」



切り札を発動。


< 11 / 295 >

この作品をシェア

pagetop