ちょっとCoolなメイド様!!
「……信じて、もらえた?」
私は無言で頷く。同時に、ものすごく罪悪感に襲われた。
私は、ずっと疑っていた。
賢也の、『好き』という言葉を。
でもそれは……私の間違いであり思い込みだった。
自分の気持ちを信じてもらえないのは、予想以上にツラい。
謝りたい。
信じなくてごめんなさい、って
……でも、素直に言うのはなかなかできない。
特に、こんな至近距離。
緊張して、ちゃんと言い切れる自信がない
……だから