ちょっとCoolなメイド様!!



「………けんや、」


私を離そうと手を引いてくれた賢也に


「……ごめん」

それだけ伝えて、


一瞬だけ、自分から賢也を抱きしめてみた。


「…………っ!!」

一瞬聞こえた心音は、早い。

反応して、強張った賢也の体は……とても熱い。


< 122 / 295 >

この作品をシェア

pagetop