ちょっとCoolなメイド様!!


「ぇ………」

俺は思わず絶句した。

あれだけ俺のことを嫌っていたゆきなが。


キスをされても、俺のことを睨みつけてきたゆきなが。


俺のことを、好き――?



誰も、喋らない。

取り巻きの女子も、クラスの男子も誰も。

ただ、ゆきなの告白だけが響く。



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