ちょっとCoolなメイド様!!

訳が分からなくて、俺は思わず聞き返していた。

『だぁら、仮病だ仮病。知ってんだろ?』

「知ってはいるけど分からん。話飛びすぎ」

『解説いるか?』

「もちろんだ」

俺がハッキリと言い切ると、やれやれとか言いながらも涼は解説してくれる。

『だぁら。その女ってのは友達と一緒にお前のとこ来てたんだろ?』

『だから、目当ての女が来る時は、絶対にその友達も来る』

『だけど、お前の周りには女なんてうじゃうじゃいるじゃねぇか』


確かにたくさんいるな。


< 35 / 295 >

この作品をシェア

pagetop