ちょっとCoolなメイド様!!
少し重いかばんを持ち、二人並んで教室を出る
「そういえば、今日は賢也さんの追っかけできないや〜」
「それはよかったねぇ」
「目の保養に頑張る友達になんて言い草?!」
「保養できなくてよかったでちゅね〜」
「なにそれムカつく!!」
「はいはい、ムカついてよかったね〜」
「なんなのよ、も〜っ!!」
なんとなく李華をからかって遊んでいると、
「ねぇ」
という言葉と共に肩を叩かれ、
反射的に振り向き、
「ちょっと……いいかな?」
営業スマイルを張り付けて
私の肩に手を置く賢也さんに、
固まった。
「そういえば、今日は賢也さんの追っかけできないや〜」
「それはよかったねぇ」
「目の保養に頑張る友達になんて言い草?!」
「保養できなくてよかったでちゅね〜」
「なにそれムカつく!!」
「はいはい、ムカついてよかったね〜」
「なんなのよ、も〜っ!!」
なんとなく李華をからかって遊んでいると、
「ねぇ」
という言葉と共に肩を叩かれ、
反射的に振り向き、
「ちょっと……いいかな?」
営業スマイルを張り付けて
私の肩に手を置く賢也さんに、
固まった。