おちびの恋
高校
今日ゎ高校の入学式!
初めてのクラス初めての友達
不安と緊張でいっぱいだった。
「絢~!やった!クラス一緒!」
「え?ほんとだー!!!」
「よかった~(´;ω;`)」
「そうだね\(^o^)/!」
私の名前は【櫻井絢音】
みんなには小さい頃から
"絢"と呼ばれている。
私のコンプレックスは身長。
現在138cmしかないのだ。
「絢ー!早く教室行こっ!!」
「麻衣テンション高すぎ」
「だって楽しいぢゃん!!」
「そうだけどさー(-ω-`)w」
麻衣は中学の友達【平井麻衣】
麻衣はいつもテンション高くて
凄く可愛くてスタイル抜群。
だからやたらモテる。
本当は並びたくないくらい(笑)
「教室ひろーい!きれーい!」
「麻衣声でかいよ」
「ごめんごめん!ついね」
「ったくwww」
すると私の後ろの方から
女の子の話声が聞こえた。
「あの子ちっちゃくね?」
「障害者なんぢゃない?」
「まぢうけんだけど(笑)」
…一気に嫌な気持ちになった。
障害者ぢゃないし遺伝だもん。
昔から小さいと言うだけで
"可愛いね"と言われてきた。
みんな子供扱いしかしない。
私は麻衣と離れて黒板に
書いてあった席に座った。
このクラスでやってけるかな…
私の中が不安しかなくなった。